- 政治的平等の概念を受け入れ、すべての市民が目標として公共の審議過程に大きな影響力を持つことを追求できるような政治の仕組み(「ダール、デモクラシーを語る」)
- マルクス主義に道徳的な観点の入り込む余地が欠如している。倫理を拒否したため、不可避的に経済的な諸力がイデオロギー的に正当化されるだけの結果になり、他の独立した価値は全て排除される。
- 私達は自分たちの利益を守るために他人を当てにすることはできない。善意のエリートによる自己犠牲を期待することもできない。私達自身が政治過程に参加することによって守られなければならない。
- 上下関係に基づいた経済組織とデモクラシーの関係。デモクラシー的な経済組織は可能か
- フォード主義的な経済組織:上下支配構造。強度に垂直で細分化されており、軍隊のように非常に厳格な構造
- 新たなテクノロジーにより、上下支配構造は、労働者のいっそう大きな知的参加屋より水平的で分権的な組織形態に推移しているのか
- -下方ばかりだけでなく上方へのコミュニケーションの流れが企業にとってメリットになる時代。ホワイトカラーはますます多くの意見聴取とより命令的でない企業体制を必要としている
- -ホワイトカラーに対してブルーカラーの比率が減少している(アメリカ)
- デモクラシーというシステムが機能しているのは、人々が地域やコミュニティーとのつながりを発展させているから
- 政治的制度は制度化されなければならない。政治的平等は一連の制度や規範に内在しなければならず、また単に一時的な勢いで創られうるものでもなくて、文化に根ざさねばならない。
- 認知を要求する人間、他人に対する影響力や何らかの支配をしようと望む人間は多い